太陽光で露光しよう

低予算基板製作環境の構築ということで、
色々調べつつやっております。その一環。

今回、かなり厳しい(=パターン密度の濃い)設計で、太陽光を使用した露光の実用性について実験してみました。
回路自体は省略しますが、基板は100mm x 75mmの両面基板を使用。
DRC的に一番厳しい(ホットスポットって言うのか?)のが以下の画像部分です↓

デザインのルールはこんな感じ↓
・PAD間距離: 0.1inch(=2.54mm)よりちょっと短いくらい
・PAD径: 0.066inch(=1.6764mm)
・線の太さ: 0.01inch(=0.254mm)
・wire-padのクリアランス: 4mil(=0.1016)

これで結構厳しいかなぁ と思うのですが、実験しました。

■1. 太陽光の露光
露光装置: 太陽
(秋月の紫外線センサー表示: 1.6mW/cm^2程度)
クランプ: PK-10付属簡易クランプ
露光時間: 45秒(※事前にテストチャートを使用して導出)
エッチング後の基板の状態はこんな感じ↓

(※上のパターン図とは左右が反転してます。)

■2. ちびライト2による露光
露光装置: ちびライト2
クランプ: バキュームクランプ
露光時間: 150秒
エッチングした結果です↓

■考察(ってほどでもないけど)
1はパターン欠陥が多くて使いものにならないと思います。
2でも欠陥がありますが・・・デザインナイフ使って修正すればなんとか使い物になるレベルです。
いずれにしても要設計変更。
んで、1のほうが欠陥が多い原因について、支配的なのは露光時間よりもクランプな気がしてて、
OHPのフィルムがちょっと浮いてしまったのだと思います。
そういう意味じゃ、露光装置として太陽を使うのはアリだと思うのですが、
バキュームクランプを外で使用するわけにはいかないので、
何かよさそうな固定方法を考える必要があると思います。
とりあえずPKクランプを使ってみるのがいいかも知れないです、今回使ってないですが。
簡易バキュームクランプについてもちょっとサーベイが必要かもしれないです。
ちょっと調べただけですが、ジップロック バキュームあたりがいい感じ。

ちなみに両面のずれはほとんど無かったので、PAD径をもう少し小さくするのも手です。
(その辺のバランスは難しいですね・・・。)

オチなし。